自閉症児のいる父子家庭なのかな
妻は重度の意識障害で入院中、子どもは自閉症スペクトラム障害のパパのブログです。
自分とは別の世界に住んでいるような目をしている
久しぶりに妻の見舞いに行きました。
私が近づいたり声をかけても、ベッドの上で延々とノッキングをしています。
目を見ても焦点がどこか空中にあります。すなわちこの世界の何も見ていないのです。
この世界の物事に注意を向けてくれたら、なにかの感情を出してくれたら相づちの一つも打てるのですが、そのような意識の表出がありません。
もし将来、家で介護するとしても、こういう状態ではどんなプロンプトも受け入れてくれないのかもしれません。
快・不快以前の問題で、脳がその障害により、原始的な反応しか示さなくなっているような気がしました。
こうなると、妻は自分とは違う世界に住んでいるのだから、すべて病院に任せ、私は父親として子供の世話をしていかなければならないという考えに、自分の気持ちが流されて行ってしまいます。
結婚は単に戸籍の問題ではなく、人間らしい関係のはずですが、別の世界に行ってしまった妻との関係は人間らしさがないものとなっています。
自分が病気になった妻を見捨てることは考えられませんが、かといって従前のような人間らしい愛情を保っているかというと、我ながら疑わざるを得ません。
私が近づいたり声をかけても、ベッドの上で延々とノッキングをしています。
目を見ても焦点がどこか空中にあります。すなわちこの世界の何も見ていないのです。
この世界の物事に注意を向けてくれたら、なにかの感情を出してくれたら相づちの一つも打てるのですが、そのような意識の表出がありません。
もし将来、家で介護するとしても、こういう状態ではどんなプロンプトも受け入れてくれないのかもしれません。
快・不快以前の問題で、脳がその障害により、原始的な反応しか示さなくなっているような気がしました。
こうなると、妻は自分とは違う世界に住んでいるのだから、すべて病院に任せ、私は父親として子供の世話をしていかなければならないという考えに、自分の気持ちが流されて行ってしまいます。
結婚は単に戸籍の問題ではなく、人間らしい関係のはずですが、別の世界に行ってしまった妻との関係は人間らしさがないものとなっています。
自分が病気になった妻を見捨てることは考えられませんが、かといって従前のような人間らしい愛情を保っているかというと、我ながら疑わざるを得ません。
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